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積み木と雲


JR総持寺駅アートプロジェクト第18回展示

 

 

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2026年9月27日ー2027年3月27日
 

谷内 春子
中村 夏野

私たちは、あるものを別のものになぞらえたり、または感情や思念を何かに投影したりします。
それはどちらも、そのものからそのものでない何かへの転換であり、私たちはそれを遊び、癒され、時には翻弄させられます。
例えば、散らばる積み木は組み合わせによって何かに見立て、流れる雲は様々なイメージをうみ、私たちの感情に届きます。
そのように私たちの感性と想像は、事実という範疇にとどまることなく、積み木と雲をとおして自己を緩やかにかつ漠然と映し出し、私の本物と本当を往来します。
18回目を迎えるSOU(JR総持寺駅アートプロジェクト)は、日本画の技法を使い、画面の中で風景を構築する谷内春子と、iPad(タブレット)でイメージを生成したものをタブローに描画する中村夏野のふたりを紹介します。

谷内 春子(Haruko Taniuchi)​​

1986 年 生まれ 

2015 年 京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程 美術研究科日本画領域修了(美術博士)

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近年の個展
2024 年「知覚する風景」2kwgallery(
滋賀) きょうと視覚文化振興財団展覧会助成
2024 年「四角形の空想」ギャラリー恵風(京都)
2021 年「Möbius loop」+1art(大阪)


近年のグループ展
2025 年「サーカス」2kwgallery(滋賀)
2025 年「対話する風景」清須市はるひ美術館(愛知)
2025 年「大月コンテンポラリーアート 2025」COSA 大月町文化教育交流拠点(高知)
2025 年「 ヒューヒュー Hew Hue 」+1art(大阪)
2023 年「FACE2023(入選)」SOMPO 美術館(東京)
2020 年「透明」2kwgallery(滋賀)
2019 年「シェル美術賞(入選)」国立新美術館(東京)

絵を描くこと、見ることを人間がやめようとしないのはなぜだろう。
そんな問いを持つことにとても関心があります。今の私の答えは、「世界の見つめ方を問う仕掛け・装置」としての絵という考え方です。
これまでよくその感覚を「庭」にたとえてきました。確かに庭を見ているはずが、今いる場所が揺れうごき、時間の感覚も曖昧になる仕掛けが施されていると考えられるからです。
画面を庭のようなものに見立て、形象を配置することで、絵画(平面)というメディアがもつ、認識の世界を問う可能性を探しています。

「In the sea#2」_CMYK_s_edited.jpg

In the sea #2

麻紙に岩絵具
910×652mm
2025

「波、もしくは岩」_CMYK_s_edited.jpg

波、もしくは岩
和紙に岩絵具
408×318mm
2026

「Nature-Whispers of sea and mountain-#5-a」_CMYK_s_edited.jpg

Nature-Whispers of sea and mountain-#5-a
麻紙、膠、岩絵具
334×243mm
2025

中村 夏野(Kano Nakamura)

1999年 生まれ 

2022 年 武蔵野美術大学造形学部 油絵学科 油絵専攻 卒業

2025 年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程美術専攻油画 卒業

 

近年の個展

2026年 「we, topologically. 」SUCHSUZE(大阪)

2025年 Art Rhizome KYOTO2025「逆旅京都」 三井ガーデンホテル京都三条プレミアム(京都)

2025年 「かわること、くりかえすこと」京都岡崎蔦屋書店GALLERY EN ウォール(京都)

2025年 「宇宙とハエ」AWASE Gallery(東京 )

2025年 「まだ名前のない場所」BnA Alter Museum Room Number: 703(京都)

 

近年のグループ展

2026年 「明歴々露堂々」Goyo gallery(東京)

2026年 「AWASE gallery 1st Anniversary」AWASE gallery(東京)

2025年 「EAST EAST TOKYO 2025」科学技術館(東京)

2025年 「アートアワードトーキョー丸の内2025」行幸地下ギャラリー(東京 )

2024年 「SHIBUYA STYLE vol.18」西武渋谷店美術画廊(東京 )

デジタル上で起こる特徴的な動き、例えば複製や反転などを使って粘土をこねるように手を動かしながらイメージを作っていく。 すると偶然にも、植物や細胞、宇宙船や自然現象のように見えてくることがある。しかし何かに見えてきても、具体的なもののようでそうでない曖昧なところに着地するようイメージをつくっている。 境界線を超えてデジタル空間とフィジカル空間を行き来し、曖昧さを受け入れながら制作することは、私にとって既存のカテゴリーに対する抵抗であるとともに、新たなあり方を模索する過程でもある。

10% 中村.jpg

無題

マテリアル、サイズ可変

2025

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