理性的な問いと、不合理な答え
2024年10月26日(土)〜11月17日(日)
11時〜18時(入場は17時半まで)
月・火 休み ※11月4日(月・祝)はオープン
茨木市福祉文化会館(オークシアター)2階
〒567-0888 大阪府茨木市駅前 4 丁目7-55
出展作家(順不同)
櫻井 類
松田 啓佑
三宅 砂織
絵を考えることは、絵の上で考えなければいけない。絵の上で考えることは言葉ではなく、むしろ言葉を取り除いていくことかもしれない。私たちはある時に気づきます。もしかしたらずっと言葉で絵を見てしまっていたのではないかと。
今回は現在第14回SOUに参加の櫻井類(b.1981 兵庫在住)と、第1回SOU参加の松田啓佑(b.1984 京都在住)、第2回参加の三宅砂織(b.1975 京都在住)を紹介。それぞれの作家の絵画への問いと飛躍について考え、作家が描くことによって至った独自の表現を紹介します。
※ 第14回SOUに参加の長谷川繁の作品は本展で展示を行いません。
🔳アーティストトーク(終了しました)
11月9日(土)17時半〜
茨木市福祉文化会館2階 展覧会場
参加無料・予約不要
展示作家、櫻井類・松田啓佑・三宅砂織を迎え、制作と独自の表現について語っていただきます。
🔳特別連携企画
今年 5 月に貸館業務を終了した茨木市福祉文化会館の全館を展示会場とし、愛知県瀬戸市のアートユニット Barrack の展覧会と会場を共にします。
Barrack とかねてから交流のあった One Art Project は、作家、展覧会、まちにおける芸術文化のあり方を交換してきました。今回茨木市で行われる Barrack の企画展では、 愛知周辺のアーティストを迎え、彼らの作品を紹介するとともに、茨木市における文化環境の持つ課題、「作り手の定着」「文化的拠点の創出」「現代美術の展示場所」をテーマに、Barrack を取り巻くアーティストやカフェ、展示技術などの取り組みを包括的に紹介。また金崎亮太(大阪市在住)によるOne Art ProjectとBarrackの関係を学術的な観点での展示をおこない、双方の対話のひとつの結実を図ります。
1. Barrack企画展:Funny boneと移動する日常
池奈千江/伊藤衣毬/植松ゆりか/小栗沙弥子/こいけぐらんじ/近藤佳那子/鋤柄ふくみ/髙田実季/田口美穂/馬場奈津紀/古畑大気/文谷有佳里/Barrack(古畑大気+近藤佳那子)
愛知県瀬戸市を拠点に活動する作家、近藤佳那子と古畑大気によるアートユニットBarrack(バラック)が企画する現代美術の展覧会。 3つの会場(茨木市立ギャラリー、茨木市福祉文化会館、茨木クリエイトセンター)を舞台に構成される本展は、Barrackがこれまで関わってきた愛知県近郊の作家達を広く紹介し、彼らが日々を通して継続してきた、繰り返し考えつくること、その本質に迫ります。街や人が展覧会を通して交わりながら、文化的創造が持続し、また新たに創られていくことを目指します。
(福祉文化会館1,3,4,5,B1,B2階 ※他会場に茨木市立ギャラリー、クリエイトセンター)
企画|Barrack
主催|茨木市
情報の詳細は→ https://www.instagram.com/cafebarrack/
2. 金崎亮太論文展示:郊外の街における「アートコレクティブ」による継続的な活動意義
One Art ProjectとBarrackによるピアレビュー(相互評価)を通じて双方の活動意義を考察し、その成果を論文、動画として展示発表します。(福祉文化会館3階)