real SOU #6
「そこから 眺める 向こう」
SOUのほんもの作品展
2020年12月10日— 12月14日
前回に引き続き、茨木市内の商店街に隣接する元公設市場の空き店舗を利用して展覧会を行う。
SOUでの展示作品の実作品に加え、各作家の周辺作品も紹介。
作家へのインタビューとアトリエを取材した映像を会場のモニターで放映しインターネットでも公開。
鑑賞用紙に記入しながら、作品についてより親しみやすく感じて考えるプログラムも実施する。
あわせて、会場内には日替わりカフェを併設。
SOUの作家に触れる/インタビュー映像
SOUの展示作家のアトリエと作家自身の声を取材。
作家自らの言葉と表現の場を通して、SOUの展示をより知っていただくたことができる映像を制作しました。
鑑賞プログラム
前回に引続き、作品に出会い・触れることから、もう一歩踏み込んだ鑑賞の試みとして、鑑賞プログラム『作品の中を歩こう』を実施しました。8〜64歳の74名の来場者が参加しました。
① 作品に自分で考えたタイトルをつけよう
② アーティスト(作家さん)2人へ作品の質問や感想を自由に書いてみよう
③ パロットマンを描いてみよう
(張さんの作品に登場する『パロットマン』という地球人のモノマネをする宇宙人に自分で考えた体を描く)
を記入していただきました。
以下は鑑賞プログラム参加者の感想や4人の作家への質問とアーテイストからの返答です。
また、パロットマンを描いてくださった方々の作品を映像にしました。
鑑賞プログラム『そこから眺める向こう—作品の中を歩こう』
松田豊美さんへ
左「The very thing」(2020 -14) 、 右「The very thing」(2019)
右「The very thing」(2017 - 01)
松田さんの作品について感想
● 力強い作品で圧倒されました。(39歳)
● 大きな作品がずっと観ていると色々見えてきました。(47歳)
● 色々な感情やエネルギーを感じました。(40歳)
● 作品を眺めていて色々考え込みました。とても素敵な作品たちだと思います。
● 青い絵(ギャラリー右手)はどこか落ち着く湖畔の旅館からの眺めのようで静かな気持ちになれました。(35歳)
● 湖のような景色のようにも人の顔のようにも見えて面白いです。(42歳)
●(作品Bについて)街を歩く感じ(60歳)
● 情熱の中に悲しみが見え隠れしました。
● 大きな抽象画はアートみた!と思えます。(44歳)
● 筆跡を目で追うのが気持ちよかったです。(46歳)
● ダイナミックな絵が素敵です。感動いたしました。(38歳)
● 好きな感じで絵を描いて自由な感じ(11歳)
● 混沌とした現代への風刺と思いました。
松田さんへの質問とお返事
● 『The very thing』(2020 -14)の作品について‥とても素敵でした。制作時間はどれぐらいかかりましたか?好きな色は何色ですか?(46歳)
→描き始めは2017年からで、2年くらい間が空きました。実際、筆を置いている時間は数時間くらいです。好きな色ばかりです。たくさんの響きあう色たちが好きです。明るい色が特に好きです。
● ”これで完成!!”という感覚はどのようなものですか?後から足したくなることはありますか?(46歳)
→もうどこも描く所がないという感覚。何か絵の力みたいなものが出ていたら完成です。描き終えてから油絵具が乾燥するまでは本当の完成かはわからないので、乾いてから観て、ということを何度かします。
● 色使いがとてもかっこよくずっと見ていられます。どのようなイメージで描いておられるのでしょうか?(42歳)
→具体的な完成のイメージは持たずに描いています。色は一つ色を重ねると次にどんな色でどんな濃さでなど思いつくという感じです。出来上がりの絵の強さなどは 感覚で感じます。
●『The very thing』(2020 -14)について‥作品名は何ですか?どんなことを思って描きましたか?(19歳)
→『The vert thing 』"そのもの"という意味です。この作品は描いていてとても楽しかったですね。
● 美術に興味を持ったきかけは何ですか?(28歳)
→記憶にある前からずっと絵を描いていたようです。母が1−2歳のなぐり描きを残してくれています。幼い頃は漫画や絵本に興味がありましたが、自然と今の分野で絵を描いています。大学の一回生で舩井裕先生に出会ったことも大きなきっかけです。とても深い世界を知ることができました。
● イメージが思い浮かばない時はどのように対策を取られていますか?(28歳)
→見て次の描きたい感じが出ない場合はすぐ描くのをやめます。また何日かしてから観ます。制作に関しては思い悩みません。
● 『The very thing』(2020 -14)の作品について‥どんな気持ちで描きましたか?(17歳)
→描き始め(2017年)は数年ぶりの大作だったのでとても楽しかったです。2年あき、この作品より少し小さい大作を数点完成させてから、また制作を再開したのですが、それはとてもよかったと思います。数点描いた後なので、客観性が出たのと大きな作品を描くときの勘が戻りました。
● どのタイミングでこの作品は終わりだと思うのですか?意思を持って決めるのでしょうか?(この一筆で完成だ!的な‥)(40歳)
→意思を持って描き終えます。完成したら絵から一つの何かが出ます。
● どういう瞬間に思いつきますか?(24歳)
→精神的に落ち着いている時、良い絵を描こうなど考えない時。
● どうやって色の配色を選んでいますか?(24歳)
→全体を観ていると次の色が浮かびます。結構詳細に。その絵具を画面にのせる時はまた新たに出てくる感覚に任せて描きます。
ただ、わざと突飛な色や線を重ねる場合もあります。自分の中にわざと事件を起こすのです。
●「芸術は爆発だ」この言葉をどう思いますか?(11歳)
→爆発だと思います!
時々、人間は地球みたいだなと思います。地球は真ん中にマグマがあって人間には血があります。
そんな感じで爆発して生きていたいな。人が生きるのに芸術はとても必要です、実は。
● 油絵以外の絵も描かれますか?(57歳)
→鉛筆で線を描いたり、その他、色が出る画材で描いたりもします。
● こちらの作品「The very thing」(2017 - 01)は骸骨ですか?(43歳)
→!本当だ、そう言われればそう観えましたよ!骸骨を描いたわけではないのですが好きに観てもらえるのが嬉しいです。いつもと違う感覚で何かに見ようとせずに観るのも面白いのでチャレンジしていただきたいです。
● とても力強さを感じました。1日のどの時間帯に描くことが多いですか?
→大体がお昼ですが、時々、遅すぎない夜にも描きます。
● 一つの作品にどれくらいの時間をかけていますか?(30歳)
→数ヶ月かかりますが、数点を同時に描いているので実際に描いている時間はそれほど長くないです。油絵具はすぐ乾かないので表面が少し乾くのを待って描き進めます。
● なぜアーティストの道を選ばれたのですか?(43歳)
→道を選んでから描いたというよりは 描いていたら今の道になったという感じです。
● 描くときに何かを想いますか?イメージとは別に。(21歳)
→インタビューで「ほぼ何も考えていない感じで描いている、、、」と答えてはいたのですが、自分と向き合ったり、今は特に、たくさんの人が笑っていられたらいいなとか想っています。言葉ではない何かで考えています。
松田さんの『The very thing』(2020 -14)の作品に自分で考えたタイトルをつけてみよう
「多彩な未来」(32歳)、「兆し」(?歳)、「私の可能性」(46歳)、「色々ありました。」(?歳)、「2039年大阪」(39歳)、「ガメ」(48歳)、「残像」(46歳)、「煩悩」(37歳)、「夜のフェリー乗り場」(47歳)、「港」(?歳)、「豊穣」(40歳)、「タイトルはない」(38歳)、「次なる世界へ」(42歳)、「世の中」(19歳)、「明るい未来」(40歳)、「はじまり」(29歳)、「たてもの」(40歳)、「耳原の鳥島」(38歳)※耳原‥茨木市にある地名、「caos〜new town〜」(28歳)、「未来」(24歳)、「未来の都市」(31歳)、「世界中の人達の心の中の色」(35歳)、「ぴちゅょ ららら」(21歳)、「脳内のひらめき」(35歳)、「空腹」(49歳)、「建築中(キラキラの未来)」(42歳)、「ホラー映画」(37歳)、「スカート」(42歳)、「未来のお寺」(17歳)、「オーロラ」(?歳)、「夏の家」(44歳)、「未来世紀バビロン」(40歳)、「茨木チェック」(40歳)、「蓄積」(24歳)、「大都会」(42歳)、「NY・NY」(45歳)、「JAZZ 往来」(60歳)、「虹の休暇」(56歳)、「朝起きた時の気持ち」(29歳)、「ぎゃっぎっぎっ!!」(?歳)、「地下鉄」(31歳)、「街」(32歳)、「雷神の視界」(23歳)、「喜びというか」(49歳)、「ひらめき」(24歳)、「朝の通勤ラッシュ」(40歳)、「天と地 現実」(46歳)、「乱舞」(?歳)、「夜の街が明ける」(44歳)、「高架下」(39歳)、「自由空間」(45歳)、「スイレン」(53歳)、「マイケル・ジャクソン」(11歳)、「ひらめき」(?歳)、「5715」(46歳)、「交錯」(?歳)、「カラフル」(8歳)、「ノイズ」(24歳)、「起き抜け」(20歳)、「融和」(45歳)、「天駆ける人or飛び出せポッポさん」(40歳)、「夢」(?歳)、「ネオンの街」(57歳)、「スフィンクス」(38歳)、「風の流れに乗る」(43歳)、「色とりどりの家」(9歳)、「映りゆく日常」(48歳)、「螺旋階段」(?歳)、「遊園地」(38歳)、「色混ぜた絵」(11歳)、「乱」(48歳)、「トンネル」(37歳)、「色とりどりな町」(9歳)、「大阪観光」(30歳)、「全体は雲」(49歳)、「夜中のなんば」(?歳)
林勇気さんへ
1F展示「another world 002- extra edition, Ibarakishi」
2F展示「HAPPY TIMES」
林さんの作品について感想
● 2階のプロジェクターの作品、全部素敵でした。
● ファミコンのような世界観に人間が映し出されていており、何かそんな時代だよなと思いました。(39歳)
● 記憶をくすぐられました。(48歳)
● 時間があればじっくりボーッとずっと眺めていたかったです。(40歳)
● 2Fの映像を観ました。世界でいろんな人が異なる景色を見て、時間は流れていくことを想像しました。(31歳)
● ずーっと見ていたい作品でした。宇宙とかにも行ってほしいです。(42歳)
● 隠された水族館にいるようでした。(44歳)
● 映像、ずっと見れます。(40歳)
● 白い人をそれぞれ追っかけるのが難しかった。目が4つくらいあったらよかったです。船のところが好きです。(45歳)
●「HAPPY TIMES」ずっとずっと見ていられます。楽しい気持ちになります。(29歳)
● ゆったりとした時間が流れていました。
● 身近な景色がかわいく見えました。(31歳)
● 時間流れているよう(49歳)
● 子供がめっちゃ喜んでました。(44歳)
● (1F の作品について)浮遊感がとっても心地よかったです。(2Fの作品について )人物・物の動きがとても愛らしくて日常が淡々とすぎていく心地よさがありました。
● 白い人がいろんな部屋に移動して面白かったです。(8歳)
● 映像の浮遊物が時の流れに思えました。静止画より見やすい。
● 一人のキャラクターに絞って追いかけていくのが無限で面白い。横スクロールという構造がニクいです。(38歳)
● 可愛いポップなイメージが動画であるのですが、なぜか止まっているような印象があります。(48歳)
● 茨木市の良さが見られてよかったです。(37歳)
● ゲームの画面みたいなものをいっぱい作っていてすごいと思いました。(9歳)
林さんへの質問とお返事
●映像作品はあまり観ることがないですが、観る場所によって印象が違うものなのかなぁと思いました。(古民家で観るか、ビルの中で観るかなど)作品を作られる際はどこで観られるかも考えられるのでしょうか?(46歳)
→新作の作品を制作する場合はいつも場所をみてからプランを考えます。
一度展示をした作品を別の場所で展示する時も展示の方法から考え直す場合も多いです
● 美術に興味を持ったきかけは何ですか?(28歳)
● なぜアーティストの道を選ばれたのですか?(30歳)
→子供の頃に両親に美術館につれていってもらっていました。
随分と以前にはじめてひとりで美術館に行った時に拝見した宮島達男さんの作品がとても強く心に残っています。
映像の編集などのお手伝いをしていた大木裕之さんの影響もあるように思います。
その他の数多くの作家や映画監督の影響もあります
● イメージが思い浮かばない時はどのように対策を取られていますか?(28歳)
→対策というほどのことはしていません。文章を書いて考えをまとめます
● 完成までどのぐらいの期間がかかりましたか?(11歳)
● 一つの作品にどれくらいの時間をかけていますか?(30歳)
→ひとつの作品を制作するのに約3ヶ月くらいかかります。いくつかの作品を並行しながら制作することも多いです
● 茨木の好きなスポットはありますか?(32歳)
→阪急本通商店街です。
● 未来のイメージは?(49歳)
→多くの人が少しでも過ごしやすい世の中になればいいなと思います
● (2Fの作品「HAPPY TIMES」について)‥白い人は御自身だとしたら、こういう動きをするなと思って作られたのでしょうか?どういう動作をさせるのかのインスピレーションはどこから来たのかな?と思いました(なぜ灯台のシーンにみんなものを集めるの?笑)(40歳)
→まずそれぞれの画面をルールに従って制作します。個々の画面にあわせて人(私自身です!)を動かしています
● 作品を通して表現したいことは何ですか?(?歳)
→一言でお答えするのは難しいですが、
画面やメディアを通じたコミュニケーションと、映像・画像・データのあり方に興味があります。
阿部海太さんへ
阿部さんの作品について感想
● 色が綺麗だと思いました。
● 心を打たれました。(48歳)
● 他の作品も拝見させていただきました。人と動物や周囲の環境と調和や寄り添っている感じを受けましたが、(画像 右の作品の)タイトルがイメージしづらかったです。(37歳)
● 絵本をゆっくり読んでみたいです。色使いが魅力的でした。(47歳)
● 色彩の溶け込み合うような流線が「春」の空気を感じさせられて素敵です。(40歳)
● 孤独や寂しさの中に暖かさを感じる作品と思いました。(40歳)
● 描かれている生き物に可愛らしさを感じました。(29歳)
● 作品Aを見て影とか闇の中がどうなっているのか気になり想像していました。(31歳)
● 人の心の闇が絵に描かれていると感じましたがと思いました。(35歳)
● 生命、生きるという力を感じました。優しく強い。(21歳)
● あったかい色味でホッとします。暖炉のある暗めの部屋に置いてその前でコーヒーが飲みたくなります。(35歳)
● どんな音が聞こえますか?(49歳)
● 1枚の絵からいくらでも物語が生まれてくるようでした。(44歳)
● 色が綺麗です(40歳)
● いつも色合いが素敵ですね。クイズのタイトルがどんなんか気になります。(45歳)
● (画像 右の作品について)溶けてつながる(60歳)
● 奥に広がる感じが面白いです。(56歳)
● 色の群の中に引かれた最小限の境界で生物の形が見えるのが面白いと思いました。(23歳)
● 幻想的やけど、しっかり立っているよう(49歳)
● とても綺麗な色使いでした。(40歳)
● 穏やかな生活の中、揺れ動く感情の波を感じました。(?歳)
● 夕暮れのゴールドのうような中で、とてもドラマティックなものを感じました。(犬と抱き合っている絵)の表情もいいなぁ。すごくピュアな気持ちになります。今度iTohenの展示、楽しみです。(?歳)
● 草花に囲まれた猫(?)はパッと見は目立たない。でも一度存在に気付くとすごく気になる。(20歳)
● 体みたいです(9歳)
● 色の洪水のようで自分の日常を超早送りで見たような感じがしました。色の残像?(48歳)
● 色の組み合わせがどれも素敵です。特に緑の作品が好きです。(38歳)
● 野原で人が好きなように1日を過ごしている自由な日(11歳)
● 閉塞化した現状への自己へのイメージ(48歳)
阿部さんへの質問とお返事
●初めの段階から、全ての配色を決められていますか?とても綺麗です。(32歳)
→なんとなくのトーンだけイメージしていますが、細かくは決めていません。
描きながら徐々に変わっていきますし、全く変わってしまうことも多々あります
●油絵ですか?
→木製パネルに下地材(ジェッソ)を塗って、その上に油彩で描いています。
ペインティング・オイルしか使わないシンプルな方法で描いています。
● (画像 右の作品について)何を想像されましたか?(19歳)
→「icon」(イコン=聖像)をテーマに描いた作品のうちの一枚です。
● 美術に興味を持ったきかけは何ですか?(28歳)
→幼い頃から絵を描くことが好きでしたが、特に絵描きになるつもりはなく、CDジャケットのデザインの仕事がしたくて美大に進学しました。
● イメージが思い浮かばない時はどのように対策を取られていますか?(28歳)
→別の絵を描きます。頭でなく手で考えることを続けます。あとは音楽を聴いたり散歩したりします。
● (画像 右の作品について)テーマは何ですか?(17歳)
→「icon」(イコン=聖像)をテーマに描いた作品のうちの一枚です。(上記と同文)
● (画像 左の作品について)何となく見える形が色か何か思い出しそうで良かったです。何で描いているんですか?(手?)ウーパールーパーのようなキャラクターは何なのでしょうか?(44歳)
→「インドリ」というマダガスカル島にしか生息しない猿です。後肢が長いところが人間に似ていて、現地では人間の先祖だと考えられていたそうです。
● 好きな小説は何ですか?(46歳)
→リチャード・ブローティガン『西瓜糖の日々』
ガルシア・マルケス『百年の孤独』
ブルース・チャトウィン『パタゴニア』
この三冊にはとても影響を受けました。
● 絵を描く時、何をヒントに描いていきますか?(57歳)
→最近は特に日常の風景や、身の回りの生き物たちから受けるイメージが大きいです。
● 抽象画を描く時何かのメタファーを込めたりするんですか?例えば作品Aの中に何かを隠しているとか。(43歳)
→抽象画のつもりはないのですが、具象であれ抽象であれ、絵はどうやってもメタファーにしかならないと思っています。そこは詩と同じだと思っています。
また込めるメタファーはそれぞれ違うとも言えるし、皆同じとも言えます。
● 一つの作品にどれくらいの時間をかけていますか?(30歳)
→一枚だけをずっと描くわけではなく、複数枚を同時に描きます。
二、三日で終わるときもあるし、一月描いても終わらないときもあります。
そこは予想のつかないところで、敢えて予想のつかないように仕向けることが大事だと思っています。
● なぜアーティストの道を選ばれたのですか?(30歳)
→自らの手を汚しながら生きていきたいと思ったからです。
あとは好きなことを仕事にするほうが絶対に楽しいだろうと思ったからです。
案の定、楽しいです。
阿部さんの作品(画像 右の作品)に自分で考えたタイトルをつけてみよう
まよい(32歳)、逢うまで(?歳)、黄金時(46歳)、首吊り人形(?歳)、営み(39歳)、アブッ(48歳)、1個あまる(46歳)、自分にきいてみる(37歳)、さかさまな気持ち(47歳)、自分自身(?歳)、喑(いん)(40歳)、りんりんとしゃんしゃん(38歳)、マッチ売りの少女(42歳)、双子(42歳)、大剣を持つ少女(19歳)、私の中のともだち(40歳)、自問(29歳)、冬(40歳)、次の私へ(38歳)、すれちがう2人(28歳)、恐怖(24歳)、まなざし(31歳)、正と逆さ(35歳)、小さな中の大きな生(21歳)、静かに側にいる(35歳)、寝床と用事(49歳)、お互い好きだけど何だかうまくいかない(42歳)、ユニバーサル(37歳)、人形(42歳)、横顔(17歳)、でんぐりがえし(?歳)、訪問(44歳)、こんばんは、おはよう(40歳)、人から見た自分と本当の自分(40歳)、世界平和(24歳)、幽体離脱(42歳)、月とむくみ(ゾウの足)(45歳)、臘月(ろうげつ)(60歳)、暗い心の住家(56歳)、お腹が痛い(29歳)、ぼわん(?歳)、錆(31歳)、もう一人の自分(32歳)、見しやそれともつかぬ間に(23歳)、悲しみというか(49歳)、まちがい(24歳)、うえとした(40歳)、月と少女(46歳)、ネイチャーパッション(?歳)、つきびと(44歳)、逆立ちの補助(39歳)、おどりましょう(45歳)、カガミ(53歳)、ショーに遅れたモデル(11歳)、黄昏時の出会い(?歳)、黄昏(46歳)、暗闇のふたり(?歳)、さかさどり(8歳)、身体の夢(24歳)、客観(20歳)、吊るされた人(40歳)、迷路(?歳)、もう一人の私(57歳)、脳みそ出太郎(38歳)、アンタ逆さやん、いやアンタやろ(43歳)、体のあつまる場所(9歳)、話す(48歳)、あなたはだあれ(?歳)、悩む人(38歳)、暗闇で会った(11歳)、黎明(48歳)、自画像(37歳)、ぼうしをかぶった女の子(9歳)、宇宙空間(30歳)、まるでいつもの朝みたいに(49歳)、逆さだよっていう君も僕から見たら逆さだよ(?歳)
みなさんが描いた『パロットマン』
張(チャン)さんの作品に登場する『パロットマン』といういう宇宙人は地球人のものまねをします。人類が滅んだ後に地球にやってきた宇宙人『パロットマン(オウムマン)』は人間の姿や行動を模範することで人間とは?を考え、問いかけます。参加者の皆さんが自分の考えたパロットマンの体を描き加え、それぞれの作品を一つのアニメーションにしてまとめました。